70’Sパンクから決して外す事の出来ないSHAM 69。そのジミー・パーシー・プロデュース、 そしてジミーの弟が在籍していたバンド、KIDZ NEXT DOORの全音源が世界初リリース! 唯一のシングル1枚からは想像もつかない彼等のSHAM 69直系の音。そして唯一のシングルで"What’s It All About"でベースを弾いていたのはTHE SEX PISTOLSのスティーブ・ジョーンズだった!!
1979年イギリス、サリー州のハーシャムで結成。SHAM 69のドラマー、マーク・ケインが抜けた後、新ドラマーのオーディションに向かったピート(後のKIDZ NEXT DOORのドラマー)が会場でジミー・パーシーに声をかけられた事からKIDZ NEXT DOORはスタート。新しいドラマーは既に決定していたが、ジミーがピートにポリドールスタジオのオーディションを勧め、後日そのロンドンのスタジオで待ち合わせし、スタジオに入っていたTHE CHORDSのオーディションを受ける。その翌週、ジミーがピートを自宅に誘い、ジミーの弟のロビー、元々顔見知りのスティーヴと出会い、ジミーの誘いもあってバンドを結成。それがKIDZ NEXT DOORである。ベースはジミーを通じてグラントを紹介してもらい、4人で毎週リハーサルを繰り返し、当時16~18歳の彼等はロンドンでギグをする迄に成長。同年6月にはANGELIC UPSTARTSのサポートをこなす。その後、ポリドールスタジオにてシングルのレコーディングを行うが、スタジオにベースのグラントが姿を見せなかった。プロデューサーでもあったジミーと解散したばかりのTHE SEX PISTOLSのスティーブとポール、そしてGENERATION Xの元メンバーが新しいバンドを組むというので丁度スタジオに居合わせていた。スティーブから代わりにベースを弾こうかと提案され実際に弾く事になった!あの素晴らしい唯一のシン
グル盤はスティーヴが関わっていたとは本当に驚くべき事実!!!残念ながら宣伝が十分にされず高セールスには至らかったが、THE CLASH、THE JAMのサポートや、COCKNEY REJECTSとのツアーを回るなどギグを続けて来た。結局ジミー・プロデュースのセカンドシングルのレコーディングも済ませていたが、結局リリースされずバンドは解散してしまう。 。
本作は人気の1STシングルの別ヴァージョンと未発表曲、ライブ音源を収録した全14曲。
解説付 対訳:ZUNG
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