イギリス80年代初頭、60’Sブームが到来し、そんな中、5人の地方出身の若者が1枚のシングル”Would Uou Listen Girl”をリリース。シングルは上手く時代を捕らえ、マネージャーの地道な活動によりロンドンのライブハウスの聖地、レインボーシアターでの演奏する迄に成長。ビートルズ一色風な楽曲は60’s、モッズ、ポップファンを必ず魅了する!!!!
イギリスの街、ウィルビーでスクールメイトだったマーティン(V/G)とスティーヴ(G)は14歳頃からバンド活動をスタートさせ、80年初頭にビートルズ好きのメンバーが集まり新たにTHE RETREADSをケヴィン(D)、ウィルビー(K/G)、テリーズ(B)等と結成。地元での音楽シーンは今ひとつ盛り上りにかけるが、マネージャーが付いてからはバンドの流れが変わり、ライブスケジュールを一変させる事に成功。時代はやがて60'Sリバイバルへと突入し、彼等の演奏曲にも変化が見られ、それ迄のビートルズセットからモンキーズやストーンズ、キンクス迄取り入れ、遂にはカバー曲と同等の人気と認知度を獲得しオリジナル楽曲も披露。新たな衝撃を求めるかのようにレコーディングは行われ、シングル”Would You Listen Girl"が完成。レコーディングスタジオはSTIFF LITTLE FINGERS、STRANGLERS等のビックバンドからSOFT BOYS、THE USERSを叩き出したRAWレコーズが使用した伝説場所。そしてバンドの話題が話題を呼び、ライブハウスも大きくなり、やがてノースハンプシャー州を征服し、次にロンドンへの進出を試みる。ロンドンではプロモーターに見出され、遂にあの聖地レインボーシアターへの出演が決定。まるで流星のように一瞬ではあったが、華やかでそして確かなピークを迎える事になる。しかしこの頃、ベースのテリーはバンドを去り、ミックが加入、多忙なスケジュールをこなし続けてきた81年の10月、バンドは解散を決意する。
このCDには、唯一リリースされたシングル曲3曲に5曲の未発表デモ、そしてバンドのホームタウンであるルシデンのウィンドミルクラブで開催されたラストライブの音源10曲の計18曲収録。
解説付 対訳:shotahirama
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