イギリス、メジャーレーベルSIREの社長が惚れ、THE RAMONESのトミー・ラモーンがプロデュースしたシングル曲で名曲「NO FEAR」。THE UNDERTORNESとのツアーは成功に終わり、JOHN PEELもRADIO 1でプレイしたTHE SQUARES!
78年初頭にイングランド北部のリーズで結成。1stシングル‘No Fear’が地元のAIREBEATからリリースされ、プレスした分は完売状態。プレスしたうち半分はロンドンにあるlightningやRough Tradeを通じて国内流通される。ある晩JohnPeelがRadio 1でシングルをかけ、それを聴いていたのがSireレコードの社長で、それから彼はバンドにコンタクトを取って来た。そして結成から僅か3ヶ月でバンドはレコーディングの契約得た。‘No Fear’はThe RamonesのTommy Ramone(本名はTommy Erdelyi)のプロデュースのもとで再レコーディングされる。もう1曲‘Magic Love’も同じ場所で録り、後にSireのサンプラー・アルバムに収録される。2ndシングルは79年の1月にウェールズで録られ、収録曲はStop Being A Boy’ と‘This Is Airebeat’。シングルのプロモート目的で、当時同じように‘Jimmy Jimmy’をプロモート中だったThe Undertonesと一緒にツアーに出ることになり、ツアーのハイライトはロンドンの有名なMarquee clubだった。ツアーに加えて、ローカル局や全国放送のラジオでかかったことが功を奏して2ndシングルは売れ行き好調。地元では1時間で売り切れ。しかし流通が上手くオーガナイズされておらず、オープニングに演ったバーミンガムはリリースの一日前で、翌日に主要な店ではまだ買えなかったりした。その夏、バンドはアルバムも視野にいれながら、Sire用のレコーディングをしたにも関わらず、リリース予定も3rdシングルのジャケも決定していたが何故かお蔵入りになってしまう。後ろ盾のない状態のまま、失意の中でレーベルを離れ、その後何年かは曲を書き、レコーディグをしてツアーを回ったがバンドは活動を中止してしまう。
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