70 年代後半のマンチェスターで活躍。DIY 精神を貫き、パンク、ポップ、インディーミュージックを映像やアートと織り交ぜ独自路線の表現を行った非常に珍しいバンド。数多くのリリースされた作品の中から重要で人気が高い初期/中期のシングルをボックスセットとしていよいよリリースされます!中心人物のクリス・シービーはバンド解散後~近年迄人気が耐えなかったコメディアン、FRANK SIDEBOTTOM として活躍し、惜しくも2010 年亡くなる。没後彼の功績が更に世間に認められ、遂にイギリスでは映画の制作が決定!!クリスが亡くなる前、正式にライセンスを取得した正規再発です!!
バンドの中心人物、クリス・シービーが70年後半にTHE FRESHIESを結成。結成前、クリスがギターリストを捜していた時、たった14歳のジョニー・マー(後にTHE SMITHに参加)がクリスの家に現れ、バンドに参加したいと申し出るがクリスから若過ぎると断られる面白いエピソードがある。78年、1ST EPをクリスの自主レーベルRAZZより500枚限定でリリースし、翌年には願いを込めたタイトルの2ND EP ”Straight in at No. 2"、3RDシングル” The Men From Banana Island”をリリース。 クリス以外の初期のメンバーはマーティン・ジャクソン(後にMAGAZINE、SWING OUT SISTERに参加)、ビリー・ダッフィー(後にTHE CULTに参加)が彼とプレイしており、78年にはバリー・スペンサー(ギター)、エディー・カーター(ギター)、ボブ・ディクソン(ドラム)がバンドに参加。79年頃のメンバーはクリス、リック・サルコ(ベースで元NOSEBLEEDS)とマイク・ドハーティー(ドラムで元THE SMIRKS)、そして他にリン・オーキー(ギター)、スティーブ・ホピキンス(キーボード)、ポール・バーグス(ドラム)、リック・マウンダー(ベース)等が参加していた。彼等の一番のヒット曲、そして1980年代のベスト曲で良く知られている8枚目のシングル曲”I'm in love with the girl on the Manchester Virgin Megastore checkout desk"は82年2月のUKシングルチャート54位にランクイン。その後、MCAにピックアップされ再リリース後に4万枚を売り大ヒットとなる。82年に残念ながらバンドは解散するが解散迄に12枚(THE FRESHIES名義)のシングル、カセット、ビデオ、ファンジン等を略手作りで多数製作。解散後はソロ名義でもLP、7”、カセットを多数リリース。そしてFRANK SIDEBOTTOMと名前を伏せて新たに活動スタートし、イギリスの大人気コメディアンとなる。数年前にはギャラリーで個展を開催などアート界からも注目されるが、2010年6月に肺がんで惜しくも54歳の若さで亡くなってしまう。
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