1977-S094 victims/victims 7"


setlist

A1- Annette
A2- I Want Head
B1- Behind The Times
B2- Nervous


comment

1977 1枚目のEPがニュージャージーのウェインにあるバージ・スタジオにてレコーディングされる。自主制作で500枚だ。プロデュースはヴィクティムズとジム・バーグによるもの。ひたすら懇願するか、借りるか、盗むかで集められた資金を元手に。ヴィクティムズはニューヨークを中心に活動するようになり、オリジナル曲も充分なまでに作られ、カバーに関して言えば必要な時にだけ挟む程度に演奏していた。また、1回の公演で4セット演奏するなんてことはもう無くなり、自分達で選ぶバンドと2マンで各バンドが2セットずつ演奏するという、これもニューヨークの活動で学んだスタイルだ。特別、初期にあたるこの当時はたびたびザ・ミスフィッツと一緒になっていた。さらにはまだ多くはなかったが後にパンクロックと呼ばれる類いのローカルバンドとも最初の頃はギャラを折半したりもして絆を深めていた。こうした経験を経て、ヴィクティムズはついにはミスフィッツのプラン・ナイン・レーベルから2枚目のEPを発売することになる。それはプラン・ナイン・レーベルとしても初となる、そして唯一のミスフィッツ以外のバンドによるリリース作品であった。時が変わり移り行くなかでリチャードとバリーはミスフィッツのギタリストのように活動していた事もあった。2人はミスフィッツに正式に招かれたが、それを丁重に断った。そしてヴィクティムズは後に「ザ・プラン・ナインEP」として知られる作品のレコーディングに取りかかる。

1978
2枚目のEPがザ・ミスフィッツのプラン・ナイン・レーベルから発売された。1000枚が刷られそのうち500枚が赤いジャケットのレッドスリーヴ、残りの500枚が黒いジャケットのブラックスリーヴ。ヴィクティムズは週末になるとヘッドライナーとしてマックス・カンザス・シティに頻繁に呼ばれるようになり、さらにはザ・トロッグスやハートブレイカーズ、シド・ヴィシャス等のサポートも務めた。


price 予価 1500 yen(with out tax) 1575 yen(tax in)

release date 2013年6月18日発売。限定300枚


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